プログラミング関連の発音
普段、周りにプログラミング関係のことを話す人が少ないので、それ系の単語の正しい or 慣用的に主流の発音が分からなくて困る。
char
「チャー」「キャル」「キャラクタ」など日本でもいろいろ言われていると思われるが、海外でも迷う人はいるらしい。
http://stackoverflow.com/questions/404351/char-vs-char-how-do-you-pronounce-it
上のを見ると、StackOverflowでは「チャー」が人気のようで。
dir
心の中では「ディア」と読んでいるんだけど、何となく器用な読み方っぽい恥ずかしさがあるため口に出すときは略さず「ディレクトリコマンド」。chdir も「チェンジディレクトリ」。rmdirは…「アールエムディレクトリ」。ここらへんになってくると自分でもよくわからなくなっている。
他の読みとしては「ディル」と読んでいる人を見たことがある。どこかのバンドのことかと思ったよ。
これは検索しても主流的読み方がわからなかった。
Maven
日本語版Wikipedia Apache Maven - Wikipedia に「メイヴァン/メイヴィン」とか書かれてしまっている。勉強会とか行かないので知らないが、もしかして日本のコミュニティではこれが主流なんだろうか?
そりゃ確かに発音記号を無理やり日本語にしたら一番近いのは「ァ」かもしれないけど、日本人の耳からすると普通は「メイヴン」にしか聞こえないし不自然だと思う。語尾が同じ "heaven" を「ヘヴァン」なんて普通言わないし。tax haven だって raven だってそうだ。
ということで、「メイブン」をお勧めします。まあ、「Twitterが何故かツイッター」みたいに、日本ではそう発音することに決まってしまった、となったら仕方ないけど*1、Maven がそこまでメジャーになることはないでしょう。、
SQLite
SQLite - Wikipedia を見ると、「エスキューエ(ル)ライト」「シークエ(ル)ライト」*2の両方が書いてある。わたしは何となく「エスキューライト」と言っていたんだけどこれはダメっぽい…。
なぜ2つ併記されているかというと、これ以上ない根拠と言える D. Richard Hipp 氏自身のプレゼンでの発音からして、二種類の発音を使っているから。なので、公式に「どっちでもいい」ということに…
sudo
普段使っている「スードゥー」でよさそうだ。
でも、"su" は相変わらず迷う。"sudo" がスードゥーなら "su" は「スー」のはずだけど、それだと何のことだかわからないので「エスユー」にしている。ただ、このダブルスタンダードは何となく心にしこりが残らないでもない。
/usr
なんとなく見た目の印象だけで「ユーザー」と読んでしまっているけど、"user" とはまったく関係なく "Unix System Resources" の略なので「ユーエスアール」の方がいいんだろうか…
Filesystem Hierarchy Standard - Wikipedia
ファイルシステムでいうと他に /etc も困る。自分の周りでは「エトセトラ」とか、それを略して「エトセ」とか言われているけど。
WSDL
ずっと「ダブリューエスディーエル」だと思っていたら、なんと「ウィスダル」が正しいらしい。地味に最近で一番の衝撃。
Web Services Description Language - Wikipedia
関連用語で、"UDDI" も「ユーディーディーアイ」だと思っていたら「ユーディー」らしい。どういう理屈だ。
Web Services Discovery - Wikipedia
なんか HTML=「ハトムル」と読んでいた人々と同じ臭いがしないでもない。
その他
プログラミング関係に限らないけど、数字を言うときに、英語で言うか日本語で言うかにとっても迷う。
個人的には、名前の一部であることを強く感じる場合は英語、単なるバージョン番号とかは日本語だけど。
たとえば、"HTML5" の5はバージョン番号というより、今までのHTMLとは別の概念っぽく感じるので「エイチティーエムエルファイブ」だけど、"HTML4.01" の4.01は単なるバージョン番号っぽく感じるので「エイチティーエムエル よんてんぜろいち」とか。この辺のダブルスタンダードも何となく心にしこりが残らないでもない。
結論
コマンドとかプログラムとかのオリジナル開発者の人は、ホームページに発音を書いてください。困ります。